Gamer'ZOO

第12回定例会 シノビガミ レポート (AnotherW卓)

今回の定例会はハロウィンシーズンということもあり多くの方が気合の入ったコスプレをした中、まるでコスプレする気がなかったので普通に私服で参加したAnotherWです。
未だにハロウィンという文化に慣れておりません。

そしてセッションは全部ハロウィンテーマ縛り(任意)ということで補欠枠GMの私もハロウィンテーマでシナリオを書きました。

昼の部は幸いにもGMが足りましたので夜に人を捕まえて回せていただきました。

システムは【シノビガミ】。


現代に潜む忍者となり、自分の本当の使命を果たすべく互いの秘密を探り合う――文字に書き起こすと非常にシリアスなゲームです。

そして今回のシナリオ導入はこんな感じ。

そろそろ楽しいハロウィンの時期。
人々は皆、ハロウィンに浮かれていた。
だがそんなある日、ハロウィン原理主義者を名乗る人物から犯行予告が届く。

「私はハロウィンの意味をはき違えた貴様らを許さない、間違ったハロウィンを正す者だ」

捜査の結果、どうやら犯人のハロウィン原理主義者はシノビであるらしいことが分かった。
警察など当てにすることはできない。
ハロウィンまでの残り3日と迫った、ある日。
ハロウィン推進委員会からの優秀なシノビである貴方たちにとある指令が届けられた。

「ハロウィン原理主義者から日本のハロウィンを守れ」

全然シリアスになる気がしないですね、はいネタ系のシナリオです。

そんなネタ系シノビガミに参加してくださったPCは以下の4名。

PC1 流派:ハグレモノ
中二病を患うフリーター。
シノビガミ初プレイながらロールプレイに自身の設定を生かしており、見ていて楽しいロールでした。使命の都合上、自由に動ける立場を利用してPC3と協力し自らの使命を達成をしていた動きは見事でした。

PC2流派:隠忍の血統の下位流派・凶尾
止まらない鉄華団の団長。
動画で見たことがあるがプレイ自体は初ということでした。凝った忍法構成と独自のプレイングは参加者を笑わせてくれました。情報戦は惨敗し、部下も殺されたが、それでも使命は達成できたというのがある意味でシノビガミらしい。

PC3 流派:鞍馬神流
唯一のシノビガミ経験者。
序盤からリアル交渉術等でPC1の方と協力体制を組み、無難なプレイングをされていました。ですが私のラスボスの調整ミスにより使命達成をしづらい雰囲気になってしまい申し訳ありませんでした。あの場面で裏切ると初プレイ方々にトラウマ残しますね、すいません。

PC4 流派:私立御斎学園
真面目な御斎学園の教師。
初プレイながらも真面目で堅実なプレイでクライマックスフェイズまでに自身の敵を見つけ、脅威を排除したりとGMが想定していた動きをしてくれていました。
そして調整ミスで強すぎるラスボス相手へ粘りは本当に見事でした、本来ならば勝って使命達成となっていたと思います。

さてPC紹介にでも書きましたが今回はラスボスの体力をミスっており強すぎてしまいました。本来はもっと適切な強さでラスボスを倒した後、それぞれの使命状況に応じてどう戦うかが肝になるはずだったんですが……申し訳ないです。
精進いたします。

では最後にシステムも宣伝でも。
シノビガミはキャラ作成だけが少し大変ですが他は非常にシンプルで簡単なTRPGです。
セッション時間は短めだし、サイコロ振って雑にロールプレイすれば話が進みますし、同じキャラを使い続ければ成長させて強くもできるし、そしてシナリオ作りが簡単。
CoCするには時間がないなんて時は回してみては如何でしょうか。

……ただしシノビガミは回しすぎると脳が侵されて他のシステムのロールプレイが雑になるのが困りものですが。

ABOUT ME
anotherW
卓の殺意が高いと言われことがありますが、私の殺意は高くありません。 出目の殺意が高いんです。 GM可能システム 「シノビガミ」「ソード・ワールド2.5」「クトゥルフ」 他ルルブ持ち クラヤミクライン、メタリックガーディアン、マーベルヒーローズ、パラノイア(赤本のみ)