「令和」という新しい時代を迎えた初セッションを「Gamer’Zoo」で行いました。
用意したシステムは「TORG(トーグ)」。今から25年ほど前に発売されたファンタジー世界や未来世界など様々な異世界からやってきた勇者たちが現代の地球人と手を取り合い悪に立ち向かうというマルチジャンルTRPGです。このシステムは既に絶版になっていますが、昨年1.5版にあたる「トーグ リヴァイスドエディション」が発売されました。
しかし、今回使用したのは絶版になった旧版、シナリオは10年以上前にコミケで入手した同人誌に収録されたものです。
内容は、中世ヨーロッパの暗黒時代の文化・風習と未来のサイバーテクノロジーが融合した「サイバー教皇領」を舞台に住民に圧政を強いる司教と戦うものです。
参加したストームナイト(PC)は以下の4名です。
①フジイ シゲル/カトリック司祭(サイバー教皇領)
欧州へ巡礼に来た時に侵略に巻き込まれ、サイバー教皇領のリアリティに染まったカトリック司祭。
②オガミ イットウ/浪人(ニッポンテック)
刀と骨法を武器に戦うニッポンの侍。
③ティファナ/ロケットレンジャー(ナイル帝国)
マッドサイエンスの産物「ロケットレンジャーバトルスーツ」を身に纏い空を翔ける正義の少女。
④ヤマシタ マサキ/考古学者(コアアース)
侵略された世界を巡りフィールドワークをする彷徨いの考古学者。
彼等のドラマチックな活躍により、サイバー教会の陰謀は砕かれました。
このゲームは20面ダイスとドラマデッキと呼ばれるカードを用いる、クセのあるシステムですが、このロールプレイをすればするほど有利になるシステムやアメコミを多分に意識したクロスオーバー世界は一度ハマると病みつきになります。
参加してくださったプレイヤーの皆さんも「楽しい」といっていただけて良かったです。
何より、私自身も一番やりこんだシステムを久々に遊べて楽しかったです。
また、機会があればまた遊びたいと思いますので、その際はよろしくお願い致します。
2019年5月6日 小笠原秀一