どうもヒグマですぞ。今回は2018年11月に発売されたてホヤホヤの
『モダンファンタジーRPG 獸ノ森』というTRPGのセッションをやりましたぞ。
このシステムの内容公式の内容から引用しますと
あなたは魔法の<仮面>に呪われ、異世界の<森>を彷徨うことになった探索者です。
あなたは<森>に魅了されており、<森>での冒険から逃れることは出来ません。
6の「貌」に分類される<仮面>は、魔法じみた様々な力を振るうことができ、
力を振るうときに覚える全能感や、暗い森や奇妙な遺構を探索するときの緊張感など、
日常界での生活とはかけ離れた体験に、半ば中毒のような形でのめり込んでいくでしょう。しかし、<森>での生活を続けるうちに<森>に取り込まれていき、最終的には<獣>になることが運命づけられています。
そうなる前に、<森>からの永久的に脱出する唯一の手段である<救済の魔石>を見つからなければなりません。
なかなかに殺伐感とアドベンチャー感があってとてもヒグマ好みな内容のシステムになっていますぞ。さて、今回参加したPCたちはこちら
・花見縞子(女性・崇拝の仮面・変形した般若の面)
・菖蒲烈堂(男性・忿怒の仮面・つるつるした電子レンジの面)
・久楽春(女性・後悔の仮面・木目の王の面)
の3名でプレイしましたぞ。ガチのスターウォーズマニアでフォースの道場を開く花見さんとことあるごとに怒り、怒るたびにチーン!と音を鳴らす烈堂さんが面白かったですぞ。
さて肝心のシステムの内容ですが、このシステムは獣や他の探索者との戦いのバトルパートとその他サバイバルパートに分けることができます。ブラッドムーンにサバイバルな要素足した感じでしょうかぞ。
使うダイスは12面ダイス。11が出るとスペシャル、12が出るとファンブルになりますぞ。このゲームは12面ダイスを振り目標値以下を出すか、スペシャルを出した場合成功になりますぞ。成功した回数だけ成功度が上がり、スペシャル次第では成功度をかなり大きくすることができますぞ。ただいくら高い成功度を出していたとしても、ファンブル1つですべてが0になるというハイリスク・ハイリターン。ダイスを振るのが楽しく、シンプルでわかりやすいシステムなのがヒグマ的にはグッドですぞ。
また、プレイヤーは仮面の6種類の貌(かお)が設定されており、それぞれの貌に応じた
〈貌力(ぼうりょく)〉を使うことができるのですぞね。例えば、忿怒の仮面であれば、相手を威圧したり、怪力を振るうことができたりとかですぞね。この貌力は強力ですが、使うたびに日常世界における絆や人間関係を忘却していきますぞ。使いすぎると獸憑きが進行して、獸に近づいてしまうわけですぞね。こういう強力だけどそれ相応のリスクのある能力は好きですぞね。使い方にプレイヤーの性格がよく出ますぞね。
さて、セッションの方ですが、今回GMも含めて初めてのプレイであり、サンプルシナリオを使わせていただきましたぞ。途中まではとても順風満帆でしたぞ、冴え渡るロールにスペシャルによって転がるダイス。これは簡単にクリアかなと思っていたときでしたぞ。
問題は獸戦でしたぞ。今まで冴え渡っていたダイスがここぞというときにファンブルを出すようになってしまったのですぞ。今までの確率を回収するかのごとくに。結果は獸相手に敗北し逃走、依頼は失敗という結果に終わってしまいましたぞ。
この獸ノ森はぜひまたやりたいと思えるシステムでしたぞ。また近いうちに立てたいですぞね。
ヒグマ